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とよなか消費者協会に大阪府知事賞

賞状を手にするとよなか消費者協会のメンバー

 とよなか消費者協会(谷口佳以子会長)は第5回大阪府食の安全安心顕彰制度の消費者部門で、大阪府知事賞に選ばれた。協会のメンバーは5月8日、豊中市役所を訪れ、淺利敬一郎豊中市長に喜びの受賞報告をした。谷口会長は「行政と協働で取り組んだという点が大きな評価につながった。今後も食の大切さをしっかりと見つめていきたい」と話した。
 この制度は、食品などの安全性の確保に関する取り組みや食品などに対する消費者の信頼性の確保に関する取り組みを、2年以上継続している事業者と消費者を対象にしている。協会は2003年から市の委託を受け、実施している食肉、野菜、調味料などの表示などに関する生活関連物資課題調査と、2013年から実施している食品に表示されている内容量が適切であるかを調べる商品量目買取調査などが評価された。
 協会は1975年に発足した。消費者の暮らしの安全と健康を守り、市民に役立つことを目的としている。物価課題や食の安全、ごみ減少など暮らしに関わる問題について、消費者が自ら考え行動する力を持てるよう、地域に密着した活動を展開。食に関するさまざまな冊子を発行するほか、料理教室やパネル展を通じて食の大切さの普及にも努めている。2006年には、トレー過剰使用削減運動やグリーン購入運動などの環境保全活動が評価され、環境大臣賞を受賞している。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2017.05.09

更新日時 2017/05/09


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