番傘みどり3月秀句抄
番傘みどり川柳会の2017年3月句会が3月5日、豊中市立中央公民館で開かれた。出席は57人、投句者は7人だった。秀作が「みどり秀句抄」として、同人誌「番傘みどり」2017年4月号(第641号)の表紙を飾っている。(梶川伸)2017.04.17
巣立つ日のほど良い風を待つひよこ 良一
迷わずに耳へ流れてゆく涙 すゞ代
愛が足りぬ足りぬと叫ぶ募金箱 玲子
厄介なことに頭痛が見えません 光枝
微熱つづく母の笑顔を見たくなる すゞ代
咲き誇って花は散る日を考える 正明
更新日時 2017/04/17