池田市事始め奨励大賞、受け付けは1月19日まで
池田市は2011年1月19日まで、起業家を対象にした事始め奨励大賞(百福大賞)へのエントリーを受け付けている。「元気な起業家が元気な街を創ります」をキャッチフレーズにした賞で、新技術や新商品の開発により、産業振興に貢献が期待される人や事業所を表彰する。
チキンラーメンの生みの親、安藤百福さんが「池田市のベンチャー企業支援のための基金として活用してほしい」と、池田市に1000万円を寄付した。市は寄付金を事始め奨励基金とし、2002年度から賞を設けた。
応募対象者は、池田市の在住者か、市内の事業所で、これまでにない新しい技術や製品の開発をし、販売しているものや販売を予定しているもの、先進的なサービスを提供しているものや、提供を予定しているもの。応募には、市地域活性課などで用意している所定の用紙が必要。
審査は2月中旬。奨励大賞は1人で賞金100万円。奨励賞は2人で賞金50万円。そのほか数人に賞金5万円の審査員特別賞が出る。過去8回で、奨励大賞は1件だけ。奨励賞、審査員特別賞にはこれまで、半自動の家庭用「踊るタコ焼き器」、電子カルテデータ管理システム、ハンドメイドの自転車、解剖の実習に使う人工生体模型などが選ばれている。
問い合わせは池田市地域活性課(072-754-6241)。(梶川伸)
更新日時 2010/12/27