手作りの温かさ 夢ナリエ豊南
豊南地区の冬の風物詩となっている「夢ナリエ豊南」の点灯式が12日、豊南小学校グラウンド(豊中市豊南町西2)であった。2002年に豊南公民分館が創立50年を迎えた際に始まり、今年で9回目。イルミネーションの製作から飾り付け、点灯まですべて公民分館、小学校、PTAが協力して行っている。
午後5時10分、サンタクロースにふんした川野昌樹教頭のカウントダウンでイルミネーションが点灯すると、集まった観客から歓声と拍手が起こった。富田晴生校長は「学校と地域が一体となった素晴らしいイベント。これからもずっと続けていきたい」と話した。
近くに住む青木一さんは「9年間、電球を取るといったいたずらが一度もないのは誇らしい」と話し、蔵垣憲司さんも「豊南を出た若者も、この時期には戻ってくる」と笑顔を見せた。(礒野健一)
更新日時 2010/12/13