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豊中市立文化芸術センターで開設記念式典

テープカット

 豊中市立文化芸術センター(曽根東町3)で10月10日、開設記念式典が行われた。センターは2017年1にグランドオープンする。
 センター入り口でセレモニーがあり、淺利敬一郎豊中市長や同文化芸術連盟の髙木峰山会長、ピアニストの西村由紀江さんらがテープカットをした。で箕面自由学園高校の吹奏楽部が演奏で盛り上げた。
 式典では2017年度文化庁長官表彰「文化芸術創造都市部門」に選ばれた豊中市に、宮田亮平文化庁長官から表彰状が授与された。また市名誉市民の故・南部陽一郎さんの理論「自発的対称性の破れ」をデザインした緞帳(どんちょう)が披露された。この李r本は、ノーベル賞受賞理由となった。
 豊中市の兄弟都市・沖縄市のバンド「りんけんバンド」の照屋林賢さんと上原知子さんは、沖縄民謡を披露した。豊中市在住の芸術家・伊達伸明さんがセンターの廃材を使って製作したウクレレを、ギターデュオ・ゴンチチのチチ松村さんが使って演奏。西村さんがセンターをイメージして自身の曲をアレンジした「スマイル」などを披露すると、会場は拍手に包まれた。式典に参加した口村和子さんは「木の温もりを感じる大ホールで行われた演奏は心地良く、素晴らしい式典でした。このセンターから音楽や芸術などが広がっていけばうれしいです」と話していた。
 豊中市は、市民の文化芸術活動の拠点として1968年に市立市民会館を開設した。しかし、同会館の老朽化と、文化芸術施設に関する市民の多様なニーズに対応していくため建替えを計画、2013年からセンター建設工事をしていた。
市は15日に市制施行80年を迎えることから、映画監督・脚本家の山田洋次さんらを招き、市制施行80周年記念式典をセンター開催する。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.10.12

更新日時 2016/10/12


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