このエントリーをはてなブックマークに追加

五輪体操女子団体4位の杉原愛子さんが豊中市役所訪問

「帰国した翌日から練習を始めている」と話す杉原愛子さん

 リオデジャネイロオリンピックの体操女子団体のメンバーで梅花高等学校(上野西1、太田仁校長)舞台芸術コース2年生の杉原愛子さんが9月1日、豊中市役所を訪問し淺利敬一郎豊中市長に第4位入賞を報告した。杉原さんは「応援していただいた市民の皆さんや先生生、コーチ、家族のおかげで良い結果を出すことができました。恩返しできるような演技ができたと思います」とうれしそうに話した。
オリンピックの決勝で、杉原さんは床運動、段違い平行棒、平均台に出場。床運動で14.100、段違い平行棒でも着地をしっかり止めた安定した演技で14.600点を獲得。最後の種目となった平均台では、1つ1つの技を確実に決めて14.300点を挙げた。
 杉原さんが体操を始めたのは4歳の時。姉が体操をしていたことがきっかけだった。現在は梅花高校/朝日生命体操クラブに所属。梅花高校舞台芸術コースでは、表現力の基礎となる体幹や体線の体作りや、ダンス、演技力を学んでいる。
 始業式のこの日、講堂でオリンピックでの結果が報告されると、同級生からは「おめでとう」「お帰りなさい」という歓声や拍手が沸き起こった。
杉原さんは母親らとともに市役所を訪問し、職員から拍手で出迎えを受けた。淺利市長は「入賞おめでとうございます。応援していただいた市民の皆さんから喜びの声を聞いています。東京オリンピックでも素晴らしい活躍を期待しています」と話した。今後の目標を尋ねられると杉原さんは「すべての種目の技を増やさないとメダルには届かないので、これから練習していきます。東京オリンピックでは団体のエースとなれるようにがんばっていきたい」と話していた。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.09.01

更新日時 2016/09/01


関連地図情報