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豊中市が100歳長者と金婚夫妻に記念品

祝意状を受け取る尾井夫妻

 敬老の日(9月15日)を前に、豊中市は100歳長寿者と結婚50年の金婚夫妻をお祝いするため、9月1日から淺利敬一郎豊中市長や市健康福祉部の職員が自宅などを訪問し、記念品などを手渡して祝意を伝えている。
 市は1016年4月1日から2017年3月31日までに100歳になる高齢者70人(男性9人、女性61人)、9月15日現在で結婚後50年の夫婦316組に、祝意状と記念品をそれぞれ贈って長寿を祝う。
 1日は淺利市長が金婚を迎えた庄内西町在住の尾井秀夫さん(82歳)と秀子さん(79歳)夫妻を訪問した。秀夫さんだった。秀夫さん23歳で洋服店を開業。民生委員や保護司などを務めていたため、留守の間は秀子さんが店を切り盛りするなど二人三脚で暮らしてきた。秀夫さんの趣味であるゴルフやスキーなどを秀子さんも楽しみ、周りからは「とても仲が良い」と言われるという。秀子さんは「一緒に働いて、一緒に遊ぶことが長年夫婦円満でいる秘訣」と話していた。
 淺利市長は長興寺南在住で100歳長寿者の中山三夫さんも訪した。渓流釣りが好きな中山さんは、92歳まで月の半分ほど全国に出掛け、アユ釣りを楽しんでいた。93歳ので大動脈瘤の手術を受けたが、買い物に行ったり、家の網戸を取り付けたりするなど、自分でできることは自分でするようにしているという。淺利市長は「体を動かすことがお元気でいらっしゃる秘訣ですね。ご健康で長生きしてください」と祝意を伝えた。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.09.02

更新日時 2016/09/02


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