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豊中市が公園での保育所設置で初の試み

豊中市は国家戦略特別区域法を活用し、市の管理する2カ所の公園への保育所設置を進めるため、3月18日から整備・運営事業者を公募する。関西で初めての取り組み。
 豊中市における保育所整備には、用地確保や地価・賃料が高いなど都市部特有の課題がある。法律の一部改正により、保育所などの社会福祉施設について一定の基準を満たす場合には、都市公園の占用を許可することができるようになった。市はこれ活用し、事業者負担を減らしながら保育所の整備に取り組む。
 市は2018年度当初の待機児童解消をめざして、2015年度から2017年度にかけて約 1400人分の保育の受け皿を確保するために、市有地の活用や既存の民間保育所の新・増築、私立幼稚園の認定こども園化、また、新規事業者の参入促進、民有地のマッチング事業などのハード面の整備と合わせ、利用者支援事業による確実な入所への誘導などの施策を進めている。
 問い合わせは豊中市こども未来部こども政策課待機児童解消プロジェクト・チーム06-6858-2788。

◆整備を行う公園
 ◇羽鷹池公園(豊中市少路1)=占用予定面積約360平方メートル、定員45人程度
 ◇ふれあい緑地【3-2街区】(豊中市服部西町%)=占用予定面積約5007平方メートル、定員60人程度
◆公募時期
2016年3月18日(金)~4月28日(木)
◆公募対象の整備・運営事業者
 社会福祉法人等の保育運営事業者
◆開園時期
 2017年4月から10月までの間
◆今後の流れ
5月に事業者を決定 →国へ区域計画認定の申請→区域計画認定決定→秋以降、保育所整備


※待機児童数385人(2015年10月時点)
※保育所等整備状況(2015年度)
民間保育所・小規模保育事業=6施設261人▽2016年度予定=公園内での整備を含む、民間保育所・小規模保育事業11施設561人▽そのほか、保育事業者などと調整中の案件がある7
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.03.17

国家戦略特別区域法

更新日時 2016/03/17


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