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初期消火で平野春男さんに感謝状

感謝状を受け取る平野さん

 豊中市南消防署(庄内幸町5目、池尾浩署長)は3月8日、火災の避難誘導や初期消火にあたった平野春男さん(豊南町東2)に感謝状を贈った。
 この火災は、2月13日午後6時20分ごろに豊中市豊南町東2で発生した。自宅の外から「ボン」という音と「火事や」という声が聞こえたため、平野さんが外に出ると近くの住宅の台所から炎が出ているのを発見。近隣住民に119番通報と、消火器を持って来るように頼むと、施錠されていた火元宅の玄関ドアを蹴破り、室内に入った。住人が逃げ遅れていたため、すぐに寄り添い宅外へ避難させた。その後消火器を使って初期消火にあたり、消防隊が到着した際には、すでに火災は鎮火していた。
 平野さんは「チャイムを押しても反応がなかったので、家の中で住人が意識を失っているのではと思った。助けな ければという一心で行動していた。校区の防災訓練で消火器の使い方を学んでいたことが生きた」と話していた。
=情報提供・豊中市2016.03.10

更新日時 2016/03/10


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