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南国市の野菜作り名人がグルメ講座開催

高知南国野菜グルメ講座

 大阪空港就航都市、高知県南国市の「野菜づくりの名人」が2月24日、豊中市新千里東町1、市立千里公民館で「高知南国野菜グルメ講座」を開いた。豊中市が招いたJA南国市女性部のメンバー5人。市民16人が参加し、名人たちから南国市の土地柄や特徴などの話を聞いた後、特産野菜のナスやセロリなどを使った郷土料理作りを体験した。
 豊中市は大阪空港の就航先の29空港・34都市との間で、空港の活性化や空港を生かしたまちづくりなどに関する意見交換を行い、就航先都市間交流をしている。南国市は、豊中市内で開催される物産展にも出展している。
 この日は南国市の職員が南国市を紹介した後、 農業を営む野菜づくりの名人である女性部のメンバーが、山間部で採れるイタドリなどの山菜や田園地帯で栽培する小ナスなど、南国市の特産品を説明。続いて料理室へ移動し、特産野菜を使った「セロリのあっさり漬け」や「ピーマンの酢みそ和え」のほか、多くの参加者が初めて知ったと話したナスのたたきや、全国で高知県だけで収穫されている切り口が四角い四方竹のポン切り煮などを名人の説明に沿って作りった。すまし汁やニンジンゼリーも含め計6種類の郷土料理をわった。
 参加者の小原あつ子さんは「ナスの料理にたたきがある事を初めて知りました。郷土料理を食べて、南国市を身近に感じられました。こういった交流がこれからも続いてほしい」と話した。
 JA南国市女性部の髙橋幸子部長は「南国市は自然が豊かな魅力あるところです。この交流を通じて、南国市の文化や人を感じてもらうとともに、これからも特産のおいしい野菜を味わってもらえればうれしい」と話していた。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.02.25

JA南国市 ナスのたたき 四方竹のポン切り煮

更新日時 2016/02/25


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