豊中市立豊島小学校でリンゴの食育授業
豊中市立豊島小学校(服部西町3、水田典子校長、409人)は1月15日、リンゴの
生産量が市町村で全国1のる弘前市から葛西憲之市長や生産者らを招き、リンゴについての食育授業をした。サンふじと王林の2種類のリンゴについて作り方や選び方、食べ方などを説明。児童からは「種類の違うリンゴを食べてみたい」「初めてリンゴの作り方知った」などの声があがった。
豊中市は、食育の取組みや目標を定めた食育推進計画を2008年に、第2期食育推進計画を2013年に策定。食育活動を進めたい豊島小学校と、弘前産のリンゴのPRを兼ねた食育授業を実施する弘前市との思いが一致し、今回の実施となった。
食育授業は体育館で開かれ、全学年の児童が参加した。葛西市長は、弘前市を中心に活動する農業活性化アイドル「りんご娘」の2人と弘前市のキャラクター「たか丸くん」、豊中市のキャラクター「マチカネくん」とともに登場。弘前市の場所や地域の代表的な祭りなどを映像で紹介した後、「リンゴをたくさん食べて、『りんご娘』のように健やかに育ってください」と弘前産のリンゴをアピールした。
その後、「りんご娘」が枝切りや肥料まきなど季節ごとに行うリンゴ作りの作業を紹介。また生産者が、傷が付いたリンゴは傷に甘さが濃縮されていることや、王林は黄色より黄緑色の方が味が良いことなど、「おいしいリンゴの選び方」を教えた。最後は弘前産のリンゴ2種類を1個ずつ全員にプレゼントした。
水田校長は「今回教えてもらった22類のリンゴは、児童たちが普段食べているものです。こうした身近な食べ物から学ぶ食育授業を通じて、食の大切さを学んもらえればうれしい」と話した。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.01.16
更新日時 2016/01/16