このエントリーをはてなブックマークに追加

豊中でひとり暮らし高齢者に宛て年賀状

ひとり暮らしのお年寄り宛ての年賀状作り

 豊中市すこやかプラザ(岡上の町2)で11月13日、ボランティアの市民が市在住で70歳以上のひとり暮らし高齢者に宛てに送る年賀状を作った。
 約50人のボランティアが参加し、宛名や来年の干支(えと)の申(さる)のイラストを書いたり、「良い1年でありますように」などのメッセージを添えたりした。ボランティアによる年賀状作りは12月9日までの間に計7回行われ、5789枚の年賀状を作成する。
 豊中市社会福祉協議会(永井敏輝会長)がボランティアを募り、ひとり暮らしの高齢者に手書きの温かい気持ちを届けようと、1985年から毎年この時期に年賀状を作成している。年賀はがきは市民からの寄付金をもとに購入。昨年は7回の活動に延べ234人
が参加し、5762枚を発送した。
活動の初日となるこの日は、午前10時から作業を開始。宛名書きと裏面作成に分かれて作業を進めた。宛名作成を担当した人は、小学校区ごとに分けられた名簿をもとに1枚1枚丁寧に記入。持参した墨と筆で書く人もいた。
 裏面作成を担当した人は、申の絵が入った和紙を貼り付けたり、申のイラストのスタンプを押したりし、「あけましておめでとうございます」「幸せいっぱい 夢いっぱい」などのメッセージを書いていた。はがきの下部に
は、協議会が行っている電話訪問や外出支援などのボランティアを紹介するメッセージも添えられている。
 9年前から参加している服部千鶴子さんは「今年も幸せが届きますようにという思いで、楽しく作っています。自分もひとり暮らしのため、同じひとり暮らしの人に喜んでもらいたい」と話していた。
 作業は11月20日、25日、27日、30日、12月4日、9日にも行われる。時
間はいずれも午前10時から正午と午後1時から午後4時半まで。参加の申し込みは、
ボランティアセンターぷらっと06-6848-1000。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.11.14

更新日時 2015/11/14


関連地図情報