長崎で非核平和を取材した親子記者が豊中市役所を訪問
日本非核宣言自治体協議会(会長・田上富久長崎市長、313自治体=2015年8月1日現在)が募集した親子記者に選ばれ、長崎市で非核平和について取材活動を行い新聞を制作した豊中市立庄内南小学校5年生の石川空さんと母親の玲緒奈さん親子が9月14日、豊中市役所を訪れ、淺利敬一郎豊中市長に「おやこ記者新聞」が完成した報告をした。
石川さん親子は、全国自治体から選ばれた9組の親子記者のメンバーとして、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に合わせて8月8日に長崎市を訪問。原爆資料館や追悼平和祈念館などへ取材を行い、記事をまとめた。9組の親子記者による記事が掲載されたおやこ記者新聞が完成した。空さんは「今回の体験で、改めて戦争と核兵器をなくしたいと思った」と語った。
おやこ記者新聞は、縦41センチ×横27センチでカラー版8ページ。石川さん親子の記事は、長崎大学核兵器廃絶研究センターや放射線影響研究所などでの取材が掲載されている。石川さん親子は、センターで話しを聞くことで、核兵器・核物質は減っていないという現実を知りながらも、意見が違っても対話をすることが戦争をなくすための第一歩となることを学んだという。
おやこ記者新聞は、協議会のホームページに掲載されている。http://www.nucfreejapan.com/oyakokisya.htm
=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.09.17
更新日時 2015/09/17