豊中市立第十一中学校の3人が小中学校囲碁全国大会に出場
第12回文部科学大臣杯小中学校囲碁団体戦大阪府大会に出場し3位に輝き、2年連続の全国大会出場を決めた豊中市立第十一中学校(冨田晴生校長)の生徒3人が7月16日、豊中市役所を訪れ、淺利敬一郎豊中市長に報告をした。淺利市長は「私も囲碁をしているので、囲碁の面白さや難しさがわかります。全国大会でも普段の練習の成果を出せるようにがんばってください」と話した。
小・中学生を対象とした囲碁の団体戦による大会。小学生は優勝チーム、中学生は第
3位までのチームが、8月に開催される全国大会に大阪府代表として出場できる。
全国大会へ出場するのは2年生の鈴木雄也さん、鈴木雅也さん、3年生の生田陸人さん。鈴木雄也さんと雅也さんは双子で、幼稚園児のときに囲碁を打つ祖父の姿を見て興味をもち、小学1年生のときから、関西棋院が開催している「こども囲碁道場」に通っている。5年生のときに鈴木兄 弟が生田さんを囲碁に誘い、現在は3人で道場に通い、囲碁の技術を磨いている。
雄也さん、雅也さんは4段、生田さんは1級の腕前。第十一中学校には囲碁部はなく、3人ともソフトテニス部に所属している。
大阪府大会では、鈴木雄也さんが主将、雅也さんが副将、生田さんが三将で出
場。豊中市立第十五中学校との第1試合は、1勝2敗で敗れたが、続く第2試合は不
戦勝、第3試合は私立高槻中学校を相手に、3勝でストレート勝ち。通算2勝1敗で
第3位となり、全国大会出場を決めた。全国大会は8月2日、3日に日本棋院本院(東京都千代田区)で開催される。
更新日時 2015/07/16