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豊中市立第十七中学でビブリオ・バトル

ビブリオ・バトルを行う生徒

 豊中市立第十七中学校(西泉丘2、十河秀敏校長、720人)で7月1日、1人3分程
度で順番にお勧めの本を紹介する「ビブリオ・バトル」が行われた。
 生徒4人と教員1人、校長が、1人1冊ずつ、自分の好きな本のあらすじや感想などを紹介し、本の魅力を伝えた。本の紹介を聞いた3年生の小林遼太郎さんは、「話し方や現の仕方が上手く、心に残りました。発表を聞くだけで本が読みたくなりました」と話していた。
 ビブリオ・バトルは2007年に、京都大学の研究生たちによって考案された。最後にどの本を1番読みたくなったかを決めるというもので、本の紹介に競技の要素が取り込まれている。
 十七中は、生徒の考える力や語彙力、読解力、想像力などを伸ばすため、毎朝8時35分から10分程度を読書活動の時間としており、生徒は各自、家から持ってき たり、図書館で借りたりした本を読んでいる。ビブリオ・バトルはこの読書活動の一環で、同世代の人たちがどんな本を読み、どんな感じ方をするかを知ることで本に興味を持ってもらおうとする取組み。十河校長は「ビブリオ・バトルが、新しい本に興味を持ち、 読書に親しむきっかけになるとともに、考え方や生き方を学ぶ良い機会にしてほしい」と話していた。=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.07.02

ビブリオ・バトル

更新日時 2015/07/02


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