NHK体操で優勝の杉原愛子さんに豊中かがやき大賞
第54回NHK杯体操(5月17日)の女子の部に出場し、第1位となった梅花高校(豊中市上野西1)の杉原愛子さん(1年)に5月28日、豊中市は「豊中かがやき大賞」を贈った。杉原さんは「今回優勝することができたのは、コーチや家族などさまざまな人が支えてくれたおかげで、感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔で話した。
大会4月に開催された第69回全日本体操個人総合選手権の持ち点を加えた総合成績で争われ、選手権で3位だった杉原さんが、逆転で初優勝を決めた。豊中かがやき大賞は、市民に夢と明るい希望と感動を与えた個人や団体に贈呈され、今回はガンバ大阪に続いて9件目。
杉原さは4歳で体操を始めた。小学4年生から体操クラブに通い始め、現在はヴィラーレ体操クラブ(岸和田市)に所属。学校から1時間半かけてクラブに通い、平日は4、5時間、土曜・日曜日は8時間練習している。「練習は大変なときもあるが、試合で結果を残したり、新しい技が出来るようになったりした時に達成感がある」と話す。梅花高校では、表現力の基礎となる体幹や体線のからだ作りやダンス、演技力を学ぶ舞台芸術コースに通っている。。
杉原さんは10月にイギリスで開催される第46回世界体操競技選手権大会に日本代表で出場する。=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.05.28
更新日時 2015/05/29