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豊中市長と市民が清掃活動 阪急豊中駅と庄内駅周辺で

清掃活動を行う市民ボランティア「まち美化名人(めいと)」

 阪急豊中駅と庄内駅周辺で10月4日、清掃ボランティア「まち美化名人(びかめいと)」による清掃活動と広報活動が行われた。浅利敬一郎・豊中市長や市の職員らも参加し、路上のごみを拾ったり、ティッシュペーパーとパンフレットを配布したりして、市内の美化を市民に呼び掛けた。

 豊中市では、ゴミのポイ捨てや、まちの美化を損なう屋内広告物を減らそうと、2005年7月に美しいまちづくりの推進にかかる条例を施行した。豊中駅周辺と庄内駅周辺を美化推進重点地区とし、ポイ捨てや犬のふんの放置など違反行為を行う者には2万円以下の過料を科すことを定めた。また、2006年には市民と事業者による美化推進重点地区協力員制度「まち美化名人」を創設。現在も180人が、ボランティアで清掃活動に取り組んでいる。

 この日午前10時から阪急豊中駅と庄内駅周辺で清掃活動がスタート。豊中駅地区10人、庄内駅地区10人の市民ボランティアが参加し、市職員も20人が参加した。庄内駅地区には浅利敬一郎・豊中市長が訪れ、市民ボランティアと一緒に美化推進重点地区を説明するティッシュペーパーを道行く人に渡したり、ごみを拾いながら商店街を歩いたりした。

 午前11時に活動が終了。約4000個のティッシュペーパーが配布され、約90キログラムのごみが回収された。=情報提供・豊中市(早川方子)

更新日時 2010/10/04


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