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豊中市消防局移行で記念式典

消防局旗の授与

 豊中市消防本部が豊中市消防局に名称を変更したことに伴い4月10日、豊中市は消防局移行記念式をした。
 豊中市は2013年9月に池田市消防本部、能勢町と「消防の広域連携に関する確認書」を取り交わした。2015年4年月日から豊中市北消防署東泉丘出 張所(東泉丘4)内に豊中市・池田市消防指令センターを開設し、池田市と共同で消防指令業務を開始した。新たなシステムを導入し、聴覚や言語に障害のある人からの通報や外国語での通報に迅速にも対応する。
 また、能勢町の消防事務を受託し、豊中市北消防署能勢町分署を開設。能勢町内で発生した火災などの災害対応や救急業務のほか、事業所への立ち入り検査など予防業務も行っている。分署には、救助資機材や小型水槽を積載した消防ポンプ自動車1台の他、高規格救急車2台を配置し、消防体制を強化した。広域的な業務を開始したことを契機に、消防本部から消防局に組織名称を変更した。
 消防局(岡上の町1)で開催された記念式典には淺利敬一郎豊中市長、豊中防火安全協会会長の國貞眞司さんや豊中女性防火クラブ連絡協議会会長の井関雅子さんらのほか、約100人の消防局職員が出席。淺利市長から井ノ本学消防局長へ消防局旗が手渡された。
 淺利市長は「組織的に連携して、しっかりと訓練を積み、消防局としての自負心を持って、市民の皆さんの生命と財産を守ってください」と話した。 井ノ本消防局長は「職員1人ひとりが士気を高め、消防局の名にふさわしい使命感を持って、責務を果たしたい」と力強く決意表明をした。=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.04.10

豊中市消防局

更新日時 2015/04/11


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