豊中市市有施設有効活用委員会が答申
豊中市市有施設有効活用委員会(委員長=吉野忠男・大阪経済大学経営学部教授,
5人)が4月9日。市の公共施設の有効活用を淺利敬一郎市長に答申した。
答申は「豊中市における市有施設の戦略的配置について」というテーマで、行政サービスと施設の今後のあり方について、行政需要の変化に対応し、再検討するための考え方が示している。
答申の概要「戦略的配置を進めるうえでのポイント」は次の通り。
・市有施設に関する将来的な財政負担を考慮し,持続可能性のある施設総量の設定が必要
・単に財政上の観点からのみでなく、市民視点から検討を進める
・複合化、多機能化により相乗効果が創出されることや、一部の施設を廃止する場合でも他の施設でその機能を代替することなどについて、市民の理解を得るために具体的に説明する
・従前の行政組織の枠にとらわれて施設単位で考えるのではなく、各施設の有する機能ごとに分解して再編し、再編された機能を既存施設に再配分する
=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.04.10
更新日時 2015/04/10