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高校野球メモリアルパークの拡張・再整備で地域住民とのワークショップ

高校野球メモリアルパーク

 豊中市は高校野球発祥の地を顕彰する高校野球メモリアルパーク(玉井町3)を拡張・再整備するため、地域住民の意見を取り入れるワークショップを11月21日から開催する。
 ワークショップには、自治会など地域住民などが参加し、豊中グランドの歴史を学び、新しいメモリアルパークのアイデアを話し合う。ワークショップは4回開いて、整備計画をまとめる。新しいメモリアルパークは2015年度に実施設計に入り、2016年度に完成の予定。
 豊中市は、全国中等学校優勝野球大会(その後の全国高等学校野球選手権大会)の第1回、2回大会が豊中グラウンドで開催された高校野球発祥の地。メモリアルパークは豊中グラウンド跡地近くの土地を1988年、大会70回目を迎えることを記念して、日本高等学校野球連盟、朝日新聞社と豊中市が公園として整備した。現在の面積は114平方メートル。豊中グラウンドをイメージした赤レンガの塀に、第1回大会始球式のレリーフなどがはめこまれ、出場校10校の名前なども掲示されている。
 大会は2015年に100周年を、2008年には100回記念大会を迎えるほか、パークに隣接する旧日本生命社宅跡地が再開発されることから、豊中市はパークを拡張・再整備する。再整備でパークは445平方メートルに拡張する。
 市公園みどり推進課では、「地元の人の意見を取り入れ、関わった人に愛着を持ってもらうだけでなく、全国の高校球児が訪れたくなるような公園にしていきたい」と話している。=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.11.20
 

豊中グラウンド 全国中等学校優勝野球大会

更新日時 2014/11/20


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