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高齢者の交通事故が増加

 9月21日(火)~30日(木)、「秋の全国交通安全運動」が実施されている。交通事故による高齢者の死者数が増加しているため、今秋は「高齢者の交通事故防止」をスローガンに掲げている。
 期間中、池田、豊中両市の各所で、夜間の反射材用品の着用やすべての座席のシートベルト、チャイルドシートの着用、飲酒運転の根絶、自転車の安全利用などの啓発活動を展開し、注意を呼び掛ける。9月30日は「交通事故死ゼロを目指す日」としている。
 池田警察署管内(池田市)の2009年の人身事故は557件で、前年より3件減った。死亡事故はなかったが、高齢者の事故が前年より18件増え、142件となった。自転車の事故は126件。路線別では、国道176号が98件で最も多く、次いで国道171号の52件。追突事故や出合い頭の事故が目立った。
 また、豊中警察署、豊中南警察署管内(豊中市)では、2009年の人身事故は1856件で、死者は3人だった。豊中署管内は、発生件数が前年より61件増加。高齢者の事故が38件、子どもの事故は9件増えた。事故の4分の1が大阪池田線で発生しており、昼間の事故発生率が高い傾向にあった。 
 (進藤郁美)

秋の全国交通安全運動 池田警察署 豊中警察署 豊中南警察署

更新日時 2010/09/23


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