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豊中市が認知症サポーター講座を受講した職員のいる窓口にステッカー

豊中:市役所本庁では25の窓口、出張所など27施設でステッカーを貼付

 豊中市は10月1日、庁舎や出張所など施設の52の窓口に、認知症サポーター養成講座を受講した職員がいることを示すステッカーを張り出した。行政機関では、府内初の試み。
 固定資産税課は、「高齢の市民が訪れることが多いので昨年、認知症サポーター養成講座を受講した。今後も安心して訪れられる窓口づくりを進めたい」と話している。
認知症サポーター養成講座は、厚生労働省が進める事業の1つ。講座は認知症の症状や行動・心理、接し方を学ぶ90分程度のプログラムで、受講すると、サポーターであることを示すオレンジリングが渡される。2014年6月末現在で約500万人、豊中市では市職員や市民57195人が講座を修了している。
 豊中市で認知症サポーター養成講座を担当する高齢者支援課は、市内の民間事業者や地域団体にも講座受講を提案し、これまで電気事業者の地域担当員や金融機関の営業所などで開催をしてきた。市では2015年度末までに人口の3パセントのサポーター養成を目標としている。高齢者支援課は、「来庁した市民に広く認知症サポーター養成講座の存在を知って受講してもらいたい。また、接遇のスキル向上に向けた市の取組みを知ってほしい」と話している。=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.10.04

認知症サポーター養成講座

更新日時 2014/10/05


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