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震災ボランティアバスの参加者説明会、高校生が体験を披露

ボランティアバスの説明会で体験報告

 東日本大震災の被災地の現状を知ってもらおうと、豊中市と市社会福祉協議会(永井敏輝会長)が8月に高校生を対象としたボランティアバスを運行する。7月17日、参加者説明会が行われ、前回のボランティアバスに参加した高校生4人が体験談を披露した。
 説明会には、桜塚、千里青雲、刀根山・大商学園の各高校から参加予定の高校生23人が参加した。経験者の豊中高校や桜塚高校、大商学園高校の生徒は、「震災はまだ終わっていないと感じた」「自分の人生が変わる体験ができる」など被災地の様子や学んだことなど
を語り、「現地の人から元気をもらい有意義な夏休みにしてほしい」などと呼びかけた。
永井会長は「震災から時間が経ちますが、豊中市は息の長い被災地を続けていきます。豊中市の代表として実りある体験をしてきてください」と参加者を激励した。
 豊中市は、東日本大震災発生直後から被災地に消防隊員や職員の派遣、物的支援などの支援活動を継続的に行っている。1回目のバスは2012年8月に桜塚高校の生徒11人が参加した。2回目のバスは2013年8月に豊中、桜塚、豊島、大商学園、箕面自由学園の各高校から33人が参加し、岩手県大槌町をはじめ釜石市と宮城県陸前高田市を訪れた。今回も東日本大震災の復興支援を目的にした同市の基金「豊中ローズ基金」を活用してバスを運行する。=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.07.19

豊中ローズ基金

更新日時 2014/07/19


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