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夏祭りシーズン前に、豊中で火器や食品衛生の講習会

ガソリンの携行缶の取扱いについて熱心に語る市消防職員

 夏祭りシーズンを前に6月4日、豊中市保健所と市消防本部が共同で模擬店の出店者に火気器具の取扱いや食品衛生に関する講習会を開催した。小学校のPTAや商店街などの代表者24人が参加し、ガソリンやカセットコンロ用ボンベの取り扱い、屋外での安全な食品の提供方法などについて説明を受けた。
 京都府福知山市の花火大会で昨年、露店での爆発事故があり、多くの死傷者が出た。消防本部は夏祭りなどで、火気器具のり扱いの巡回指導などを行ってきたが、講習会として実施したのは初めて。講習会では、「菌をつけない、増やさない、やっつける」の食中毒予防の3原則や食中毒を防ぐポイントなど食品衛生に続いて、火気器具の取り扱いを説明。市火災予防条例が改正されたことにより、液体や固体燃料などを使用する器具を縁日や花火大会など不特定多数の者が集合する催しに際して使う場合には、消火器を準備した上で使用することなどの説明があった。
 食品衛生講習会に関する問い合せは豊中市保健所06-6152-7320。出店時の火災予防に関する問い合せは豊中市消防本部06-6846-8445。=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.06.08

豊中市火災予防条例

更新日時 2014/06/08


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