阪大関大関学落語大戦 学生だからこそ出来る落語
池田市新町のいけだピアまるセンターで12日、大阪大学、関西大学、関西学院大学の落語研究会による阪大関大関学落研落語大戦が開かれた。
孫を連れたお年寄りから若者まで、幅広い層の客でいっぱいになった会場では落語のほか、漫才やコントなども披露され、大きな笑いと拍手がこだました。
関西学院大学2回生で落語「くしゃみ講釈」を演じた四笑亭楽兎さんは「池田のお客さんは落語をよく知っているのでやりがいがある。他の大学と一緒に出来たのは刺激的だった」と話した。
イベントの運営をまとめた、日本笑い学会理事の堀登志子さんは「円熟味あるベテランの芸も良いが、若者や学生にしか出来ない落語というものもある。彼らが成長していく様子を見守っていくのも、楽しみ方の一つ」と話し、厳しくも優しい視線で学生たちの芸を見つめていた。(礒野健一)
更新日時 2010/09/13