ソロプチミスト大阪―北が17日に東北支援音楽会
国際ソロプチミスト大阪―北(対馬信子会長、21人)が2月17日、豊中市新千里東町2、千里阪急ホテル2階の仙寿の間で、東日本大震災の復興支援チャリティー行事として、「健康グルメ・ランチョンコンサート&バザー」を開く。
ソロプチミストは女性の奉仕団体で、ボランティア活動などを続けている。会のメンバーが2013年11月、東日本大震災の被災地、福島県を訪問した。東京電力福島第1原発の事故で、避難生活を送る人たちの現状や、帰宅できない苦しさや悲しみに接し、支援を決めた。支援は思春期の子どもたちの心の問題に焦点を絞り、医師などを中学校に数回派遣して「思春期保健講義」を実施することにした。コンサートなどの収益をその費用にあてる。
コンサートは11時半から。食事の後、関西フィルハーモニー首席指揮者の藤岡幸夫さんが講演し、関西フィルの弦楽四重奏でドボルザークの「アメリカ第1楽章」などを演奏する。最後は全員で、震災の支援ソング「花は咲く」を合唱する。
チケットは7000円。申し込みは東光院萩の寺の村山啓子さん(06-6852-3002)。午前10時から午後4時までチャリティーバザーも開く(入場無料)。
村山さんは「思春期の子どもたちは、大変な心的外傷後ストレス障害を受けている。福島を訪れて、心のケアが大切だと感じた」と話している。(梶川伸)
更新日時 2014/01/26