このエントリーをはてなブックマークに追加

豊中・克明南部連合自治会が40キロの餅つき

子どもたちが餅をつくたびに大きな歓声があがった

 豊中市の岡町、宝山町などの7自治会で組織する克明南部連合自治会が2013年12月14日、豊中市岡町北1、伝統芸能館前で、年末恒例の餅つきを行った。約40キロの餅米が用意され、集まった人たちにつきたての餅がふるまわれた。和太鼓集団「やぶからぼう」の演奏も加わり、正月の雰囲気が盛りあがった。
 餅つきは午前9時半ごろに始まった。大きな石臼に蒸したての餅米が入れられると、男性数人が交代しながらテンポよくついていった。つきたての餅は女性陣が手早く1口大に丸め、きな粉、大根おろし、ノリ巻きの3種1つずつを1皿にして集まった近所の人たちに配った。途中からは子どもたちも餅つきに参加した。桜塚小学校の吉田桜香(おうか)さんは、ひときわ良い音で餅をつき、大きな歓声と拍手が沸いた。桜香さんは「4歳から剣道をやっているから。餅つきは楽しかった」とはにかんだ。克明小学校の1年生、西岡宋真君と池本葵音(あおと)君、池本空輝(そら)君らも餅つきに参加し、「お米から餅ができると知らなかった」「僕は知ってたで」と言いながら餅をほおばっていた。
 連合自治会の廣内隆会長は「地域の大切な伝統行事。これからもずっと続けていきたい」と話していた。(早川方子)

更新日時 2014/01/13


関連地図情報