初期救急を行った市民に感謝状
豊中市北消防署は12月26日、西松屋チェーン豊中服部店(豊中市服部豊町2)の店内で倒れた女性の人命救助に協力した芦田貴子さん(38)と、高田千穂さん(40)、阿久根由美子さん(58)、山外恵さん(39)、鳴山笑子さん(贈呈式は欠席)に感謝状を贈った。
倒れた女性は37歳で、11月11日の午前10時36分頃に同店内の陳列棚前に前のめりの状態で倒れていた。駆けつけても意識が無かったため、高田さん、阿久根さん、山外さん、鳴山さんが協力して、女性を安全な場所に移動させるとともに、119番通報。通報時に消防署から指示されたとおり女性の体位管理行った。救急隊が到着後、救急隊からの依頼により救命措置活動の支援を芦田さんが実施。芦田さんは一般救命講習受講経験があり、胸骨圧迫による心臓マッサージを、救急隊の応援が到着するまでの3分間にわたって行った。その後、女性は千里救命救急センターに搬送された。素早い応急処置と救急隊や病院との連携が功を奏し、女性は一命を取りとめ、無事に社会復帰を果たした。阿久根さんは、「振り向いたら女性が倒れていて最初は慌てたが、みんなで協力することで救うことができた。女性が元気に社会復帰できて良かった」と話していた。=情報提供・豊中市(早川方子)
更新日時 2013/12/26