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冬の使者、ユリカモメが神崎川に飛来

 豊中市南部を流れる神崎川に、渡り鳥であるユリカモメの群れが飛来している。晩秋から冬にかけての風物詩として親しまれ、橋の上に行儀よく並んで羽を休めたり、白い羽を広げて優雅に舞ったりする愛らしい姿が、道行く人たちを楽しませている。
 ユリカモメは全長約40センチで、羽を広げた大きさは約90センチ。成鳥は足とくちばしが赤く、シベリアなどで繁殖し、越冬のため日本に飛来する。冬鳥として全国の海岸や河川で見られる。
 豊中市内では毎年、神崎川に最も多く飛来するのをはじめ、市域西部を流れる猪名川や池などにやってくる。2012年1月に、NPO法人とよなか市民環境会議アジェンダ21が市内の池と河川で行った水鳥一斉調査では、ユリカモメが水鳥の中で最多の437羽飛来しているのが確認された。ユリカモメは、寒さが厳しくなるにつれ数も増え、3月ごろまで見ることができる。=情報提供・豊中市(早川方子)

更新日時 2013/12/06


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