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豊中市・上新田神社に「午」を描いたジャンボ絵馬

上新田天神社にお目見えした午の大絵馬

 豊中市上新田1、上新田天神社(中村暢晃宮司)の境内にこのほど、来年の干支(えと)にちなんで作った「午(うま)の干支大絵馬」(横3.7メートル、最大縦幅3.9メートル)が境内に設置された。
 絵馬を制作したのは、上新田在住で大阪芸術大学芸術学部出身の横山真子さんと藤本歩さん。2人は幼なじみで、府立箕面高校(箕面市)在学中には、体育祭の応援用にこの大絵馬の2倍もある看板を作ったことがある。正月には天神社で巫女(みこ)として手伝いをした経験もある。2002年の正月、中村宮司が大絵馬の構想を練っていることを聞き、制作を申し出た。その翌年の干支である「未(ひつじ)」の大絵馬以来、毎年2人が制作にあたり、これまで11枚の絵馬を完成させてきた。就職してからは、それぞれ仕事から帰った後や、休日などの時間を使って制作。今年は10月から作業に取り掛かり、約1か月かけて完成させた大作だ。
 絵馬は、6分割した白ベニア板に輪郭を下書きし、色を付けた和紙を貼り付けた立体感のあるデザイン。中央に色鮮やかな紫色の鞍(くら)をつけた白馬を配置し、周りには紅梅を描いた。絵馬の右側に赤色で力強く「開運」の2文字が描かれ、訪れる人の幸運を願っているようだ。大絵馬は来年の11月ごろまで境内に飾られる。=情報提供・豊中市(梶川伸)

上新田天神社 大阪芸術大学 大阪府立箕面高校

更新日時 2013/12/01


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