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阪大で防災訓練 ドクターヘリ、はしご車も出動

ドクターヘリで重傷者を搬送する訓練

 大阪大学の豊中キャンパスで8月31日、大規模地震を想定した防災訓練が行われ、学生や教職員ら300人が参加した。豊中キャンパスが大阪府の広域避難場所および防災ヘリコプターの着陸拠点に指定されていることから実施されたもので、阪大の災害派遣医療チームや大阪市消防、豊中警察などの協力により、消防車両6台、ヘリコプター2機、医療機関車両1台が出動する大規模な訓練となった。

 午後1時に「大規模地震の発生により、大学の図書館4階から出火」との想定で訓練がスタート。学生や教職員がグラウンドに避難し、化学車による放水や、負傷者の重症度を識別するトリアージ訓練、重傷者をヘリで搬送する訓練が行われた。はしご車を使った救出訓練や消防職員による校舎横壁からの降下訓練なども行われ、訓練に参加した大学院1年の立掘良祐さんは「校舎のどこに非常口があるかなど、普段気に留めていない事項を確認できて良かった」と話していた。=情報提供・豊中(早川方子)

更新日時 2010/08/31


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