開封2038年 大切な人に宛てた未来郵便募集
池田青年会議所(池田JC)は創立50周年の記念事業として、25年後の2038年に届ける未来郵便を募集している。高校生以下は無料だが、20歳以上の大人は管理料として500円が必要となる。池田青年会議所(神田1-18-10)か、池田市内の各郵便局で、10月18日まで受け付けている。
池田JCで事業を担当する秦寛房実さんは、「今回は『未来へつなぐ感謝のこころ 恩返しは未来へ』として、大切な人へ宛てた手紙を募集しています。親や伴侶、子ども、友人などに、今の気持ちを書いてみてください」と話す。手紙を入れたタイムカプセルは、10月26日午前10時から、池田市民文化会館前ロータリーでセレモニーを行い、埋設する。
また、1988年に集め、今年掘り出したタイムカプセルに入っていた約700通の未来郵便のうち、約390通が住所変更などで受取人に届かず、池田JCが預かっている。池田JCのホームページ(http://www.ikeda-jc.com)には、預かっている手紙の宛名と、当時の住所の町名を公開しており、秦さんは「心当たりがある人は、1度チェックしてほしい。書いた時は学校の宿題だったかもしれないが、25年を経た今読み返すと、懐かしさだけではない気持ちがこみ上げてくるはず」と話し、1通でも多くの手紙が、受取人に届くことを願っている。
問い合わせは池田青年会議所072-751-8175。(礒野健一)
更新日時 2013/10/08