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大災害に備えて 池田市と池田市社会福祉協議会が協定締結

池田市は10月2日、池田市社会福祉協議会(城南3丁目1-40)と災害ボランティアセンターの設置などに関する協定を結んだ。災害時にボランティアの統制機関を設けることで、行政・民間相互に協力しスムーズな災害対策を行うのが目的。
同会は地域福祉を担う代表的な組織で、緊急時に正確で迅速な業務の遂行ができ、ボランティア活動などの経験も豊富であるという理由で、今回同センター設置・運営に関しての協定を結ぶに至った。
同センターは災害時に同市が設置、同会が運営する。業務内容は災害ボランティアの人材受付・派遣や活動に必要な物品調達・情報収集、同市災害対策本部との連絡などで、それに係る費用に関しては両者が協議して決める。
同市役所で行われた調印式では、小南修身市長と正田吉信会長がボランティアスタッフの重要性や災害時の協力体制などを確認して調印。調印式終了後、小南市長は「今後大きな被害を伴う災害はかなりの確率で起きると言われています。その時ボランティアスタッフの調整などは重要なことで、今日この協定を締結できたことを非常にありがたく思います」とコメントした。
正田会長は「大きな災害時に対する心構えは大事です。災害時に行政では手の回らないボランティアスタッフの窓口を事前に作っておくことは必要なことです。社会福祉協議会がその重要な役割を担うんだという強い気持ちで取り組んでいきたい」と力強く話した。=情報提供•池田市(進藤郁美)

更新日時 2013/10/02


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