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小学生メニューコンテストの入賞作品が給食に登場

 豊中市の市立小学校41校で、小学生が考案したメニューが9月11日の給食に登場した。2012年度「小学生メニューコンテスト」として、小学生が考案した栄養バランスがよく作りやすいオリジナルメニューを、豊中市と豊中市教育委員会が募集。豊中市教育委員会教育長賞を受賞した、刀根山小学校の6年生(受賞当時は5年生)寒川賢人さん(12)=写真=の考案したメニューである、いろいろな野菜を使った揚げ物「がね」が献立として採用された。メニューを考えた寒川さんは、「いつも祖父の家に行った時に出てきたメニュー。野菜が多くて、健康にもいいので、皆に食べてもらえてうれしい。」と話している。この日、寒川さんと一緒に学校給食を食べた大源文造同市教育長は、「とてもおいしかった。野菜が多く、家でも作ってみたい。」と感想を述べた。
 小学生メニューコンテストは今年度も開催していて、9月17日まで応募を受け付けている。応募は、市内の小学校に通う場合は学校を経由して、市外の学校に通う場合は直接保健所へ提出。コンテストを主催する同市保健企画課では「入選すれば来年の給食の献立になるかもしれないので、応募する児童の大きな励みになると思います。コンテストへの応募をきっかけに、家族と一緒に食べてコミュニケーションをとることで、食について考えるきっかけになれば」と話している。=情報提供・豊中市(早川方子)

更新日時 2013/09/11


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