豊中・熊野田小学校で自転車安全教室を開催
豊中市立熊野田小学校(生徒646名)で9月7日、自転車安全教室が行われた。あいにくの雨で、学校内の多目的室での開催になったにもかかわらず、生徒、保護者、市職員合わせて約80人が参加した。
子どもたちはまず、パトカーや警察官と記念撮影をした。続いて教室に入ると、婦人警察官が自転車の交通ルールなどを、図面を使って分かりやすく指導した。通学路などで死角になり得る場所、車のドライバーから見える視覚範囲などの取り上げたビデオ「近くにある危険地域」を放映すると、子どもだけではなく、保護者も真剣に見入っていた。
永澤紀子学校長は、「日々の生活の中で皆さん何度か、ヒヤッとした事は、あると思います。ひとつ間違っていたら一大事になる場合もあり、この勉強会をいい機会にして事故を防ぐため危険の予測をしたり相手の立場になったりして、自分たちの通学路をもう1度、再チェックしてください」とあいさつした。
子どもたちは、「雨の日は、傘をさしながら自転車に乗ったこともあったが、もうしないようにします」などと話していた。参加した子どもたちには、豊中市交通安全自動車協会から、夜間の交通安全対策品のリフレックスホルダーとお菓子をもらって帰路に着いた。(中村龍男)
更新日時 2013/09/08