ジャズアレンジの「猪名川よ」も披露 猪名川ジャズピクニック
毎年夏の風物詩となっている、猪名川ジャズピクニックが8月10日、池田市の猪名川運動公園特設会場で行われた。
開演した午後5時には、まだ暑さもだいぶ残っていたが、太陽が西に傾くにつれて猪名川からの涼やかな風が会場を包み、訪れた観客はリラックスした雰囲気の中、ジャズの名曲を楽しんだ。
約4時間半のプログラムの最後を飾ったのは、池田市民文化会館を拠点として活動するビッグバンド、足立衛&アゼリアジャズオーケストラだ。その最初の演奏で、池田市在住の粂昌宏さんが作詞した「猪名川よ」をジャズアレンジして披露。軽快なリズムに合わせ、ボーカルの西田あつ子さんが歌い上げた。粂さんは「1人でも多くの人が、この美しい猪名川に思いを寄せ、親しみを持ってくれるとうれしい」と、メッセージを寄せた。
ステージの最後は出演者が全員そろい、関西ジャズ協会会長の大塚善章さんが「今年も大いに盛り上がりました。また、来年も必ず戻ってきますので、皆さんも戻って来てください!」とあいさつ。盛大な拍手と歓声の中、真夏のジャズの祭典は幕を閉じた。(礒野健一)
更新日時 2013/08/12