池田市立石橋小学校でマヨネーズ教室
池田市立石橋小学校(井口堂3丁目3-30、今川惠美子校長、児童数511人)で7月12日、キユーピー(本社・東京都渋谷区)が行う出前授業「マヨネーズ教室」があった。これは同社工場見学に行くことはできないが、マヨネーズについて学びたいという学校側の依頼を受けて行った。
この日授業を受けたのは5年生の3クラス89人で、1クラスずつ2限ごとに分けて行われた。1~2限目(8時50分~10時30分)は1組の児童29人が参加した。1限目はマヨネーズについての講義で、何からできているか、どうやって製造しているか同社スタッフ2人が質問を交えながら話した。またDVD「やさい探検団」を鑑賞、成長するために野菜の栄養が必要なことやマヨネーズとの相性を学んだ。2限目は、3人ずつのグループに分かれボウルに卵を割り、酢と塩を加え、油を少しずつ足しながら一生懸命かき混ぜて、約10分でマヨネーズを作った。その後、市販と自分たちで作ったマヨネーズを、用意したキュウリで食べ比べをし「手作りがおいしい」「味の濃さが違う」と話していた。最後の質疑応答では「どうしてキユーピーって言うの」「工場はどこにあるの」と児童たちは積極的に質問した
参加した児童は「混ぜるのは大変だったけど、食べてみたらとてもおいしかったです。家でも作ってみたいです」と笑顔でコメント。また同社担当スタッフの前田淳(まえだ・あつし)さんは「マヨネーズは栄養がたくさん詰まっています。豊かな食卓をサポートするため、子どもたちに今日の授業を家庭に持って帰ってもらい、食卓に野菜と笑顔が増えればうれしいです」と話した。
マヨネーズ教室は、食の楽しさと大切さを伝えることを目的とし、2002年から小学生などを対象に実施している出前授業。身近な食品であるマヨネーズがどのようにして作られているか、加えて野菜接種の重要性も学べるようにしている。=情報提供・池田市(進藤郁美)
更新日時 2013/07/12