豊中市が「食育推進のための安心・安全ハンドブックⅡ」を発行
豊中市は「食育推進のための安心・安全ハンドブックⅡ」を発行した。野外での模擬店やイベントの調理の際に、食中毒を予防し、食の安全に役立ててもらおうと、手洗いや食品の保存・加熱などのポイントや注意点を分かりやすく解説した
冊子は市の食育推進を企画する保健企画課と食品衛生部門である衛生管理課が協力して作った。食中毒予防の3原則「つけない」「増やさない」「やっつける」を説明した総論と、模擬店やイベントなどでの状況別の注意点を説明した各論から構成されている。総論では、手の洗い方や食品保存の方法、加熱処理のポイントが記載。各論には「ひやりコラム」や「ひとことアドバイス」など、調理をする上で特に注意する点が具体的に分かりやすく記載されているほか、食中毒を防ぐチェックリストなど、市民が読みやすいように工夫されている。
冊子はA4判17ページで5000部作成。地域の夏祭りを行う団体や、クッキング保育の参考に保育所や幼稚園に配布する予定。
市は2008年、食育推進計画を策定し、食に関する正しい知識と健全な食生活を推進している。2009年に「安全・安心ハンドブック」を大阪府と協力し、市が発行。今回はその改訂版。=情報提供・豊中市(梶川伸)
更新日時 2013/07/07