初期消火活動を行った豊中、田村佳則さんを表彰
豊中市北消防署は17日、住宅火災で初期消火活動を行った田村佳則さん(熊野町2)と箕面市在住の男性に感謝状を贈った。
5月22日に豊中市の集合住宅の1階で勤務していた田村さんが、非常ベルの音と火事だという声を聞き、3階から黒い煙が出ているのを発見した。非常ベルを聞いた箕面市在住の男性とともに消火器で迅速に消火活動を行った。消防隊が駆け付けた時には鎮火されており、大きな被害はなかった。
田村さんは「火災が他にも広がらないように一刻も早く消火しなければとの思いでいっぱいでした。消火器に使い方に戸惑う部分もありましたが、小学生のときに訓練したことを思い出し、無事消火できてよかったです」と話していた。感謝状贈呈式では、瀬古博也署長が「田村さんの迅速かつ勇気のある行動により、被害を最小限に抑えることができました。大変感謝しています」とお礼の言葉を述べた。=情報提供・豊中市(梶川伸)
更新日時 2013/06/17