豊中さつき会が5月25、26日に中央公民館で展覧会
豊中さつき会(尾谷光紀会長、41人)が5月25、26両日、豊中市曽根東町3、市立中央公民館で第52回豊中市民さつき展を開催している。
豊中さつき会は結成から50年以上、サツキの栽培などを通じて緑化推進に取り組んでいる。年に4回ほど公民館で「さつき作り講習会」を開催し、サツキの栽培管理の方法を教えるなどして、サツキ盆栽の普及に努もめている。また、会の定例会では、会員が講師を務めながら、季節ごとのサツキの手入れや植替えの方法について情報交換もしている。
会場には、会員らが丹精込めて育てた赤や白、紫色など色鮮やかなサツキの盆栽40種類60点が並んでいる。中には樹齢120年以上のものも含まれている。また、赤く大きい花を咲かせる「煌陽(こうよう)」や、淡い桃色が印象的な「晃山(こうざん)」が会場を彩るほか、樹齢90年を超え、高さが約70センチメートルにもなる「光華(こうか)」が白や桃色などの花を見事に咲かせている。
尾谷光紀会長は、「サツキの魅力は、同じ株でも枝ごとに色や形の異なる花を咲かせる『咲き分け』。会員たちが手間暇かけて育てたサツキを、多くの人に見てほしい」と来場を呼び掛けている。=情報提供・豊中市(梶川伸)
更新日時 2013/05/25