園芸高校のさくら塩麹あんぱん、20分で完売
4月28日に池田市の五月山公園で行われた「五月山春のフェスティバル」で、府立園芸高校(池田市八王寺2)の食品製造研究部が、「さくら塩麹(こうじ)あんぱん~池田炭入り~」を販売した。
パンは、塩麹と白あんを混ぜた中に、茶の湯で用いられる池田炭のパウダーを加え、形は五月山の桜をかたどった。石橋商店街のタローパンの協力で140個を作り、午後1時から販売を開始したが、約20分で完売となった。
部員たちはパンの完売後も、フェスティバルに訪れた親子連れなどに、池田炭の歴史を記したチラシなどを渡し、伝統文化の啓蒙活動を行った。パン作りに協力した炭しょっぷ・だん(池田市新町)の壇正規さんは「若い人に池田炭のことを知ってもらうきっかけになってくれたらうれしい」と話した。
園芸高校はほかにも、バイオ研究部が顕微鏡観察体験コーナーを開き、子どもたちの人気を集めた。(礒野健一)
更新日時 2013/05/01