若葉マーク池田市職員が市役所を案内
4月1日付けで採用になった新規採用職員24人のうち、保育士と消防職を除く17人が池田市役所の来庁者に対し、庁舎内の案内などを行う「見習いフロアマネジャー研修」が始まっている。期間は4月12日までの午前11時~正午と午後1時~4時(12日は3時まで。10・11日は除く)。
これは、来庁者に対してあいさつを行うとともに、庁舎内を案内することにより、市役所はサービス業であり、職種・所属に関係なく市の仕事を知る必要があるという認識を持ってもらうのが目的。2007年の研修から取り入れている。
フロアマネジャーは市役所1階の入り口付近をはじめ、エレベーターホールに3人が配置され、1時間交代で期間中に2回経験する。名札には「研修中」と書いた紙を張り、新人であることを見た目にも分かるようにしている。
初日には「市役所の中に郵便局はありますか」「トイレの場所はどこですか」「建て替え中の中央公民館はいつ完成するんですか」といった質問のほか、「新人さんですか。頑張ってくださいね」と温かい言葉を掛ける来庁者の姿も見られた。
研修を終えた職員は「『難しいことを聞かれたらどうしよう』という不安もありましたが、無事に終えてホッとしています。市民の方から温かい言葉ももらい、今後も市職員として頑張りたいです」などと話していた。=情報提供・池田市(進藤郁美)
更新日時 2013/04/09