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豊中と隠岐の島の少年野球チームが交流

 豊中市内の少年野球8チームで構成する豊中豊友少年軟式野球連合(豊友連合)が3月22日、島根県隠岐の島町から少年野球4チームの13人を招き、豊中ローズ球場で試合を行った。また、24日までの3日間で合同練習やホームステイなどをし、交流を深めた。
 2003年に島根県立隠岐高校がセンバツ高校野球の21世紀枠に選ばれた際に、岐の島町職員が高校野球発祥の地、豊中市を訪れたことから、交流が始まった。毎年春休みに隠岐の島の少年野球チームが豊中を訪れ、夏休みには豊中のチームが隠岐の島を訪れている。滞在中はホームステイし合い、夏は海で遊び、春には一緒にセンバツ観戦などをしている。
 隠岐の島町立西郷小学校6年の加多寛太君は「こんな立派な球場で野球をしたのは初めて」と笑顔を見せた。豊中市立千成小学校6年の井上大輝君も「隠岐の島の友達とまた野球ができてうれしい」と再会を喜んだ。
 豊友連合の津守清明会長は「隠岐の島の子どもたちは素朴で真面目。しかも礼儀正しい。のびのびとしたプレーは見ていて楽しい」と目を細めた。(早川方子)

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