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池田市が外国人サポートスタッフを配置

作業をするサポートスタッフの長尾さん

 池田市は4月2日、英語で生活案内や窓口での通訳などを行う外国人サポートスタッフを配置した。期間は5月10日までの午前9時~正午。
 市役所の窓口に来た外国人などの対応をスムーズに行うため、転入者が多い時期に合わせ試行的に実施。
 スタッフを務めるのは、今年2月に同市が開催した「通訳・翻訳ボランティア養成講座」を受講した、30~60代の女性4人(すべて日本人)。毎日1人ずつ交代で同課に詰める。有償ボランティアで、報酬は1日(午前9時~正午)2000円。
 初日となるこの日は、あいにく窓口からの依頼はなかったため、外国人転入者に配布するウエルカムキット(生活ガイドや市内観光地図、ゴミの収集表などをセットにしたもので、英語版と韓国語版、中国語版の3種ある)の準備を行った。
 この日担当してしたスタッフの長尾亜希子さん(豊中市在住)は、「英語が好きで、英語を使って人のサポートをしたいと思っていました。去年から通訳の学校に行っていて、このボランティアを通じて自分自身も経験を積みたいと思います」と語っていた。
 同市では窓口での対応のほか、児童手当や乳児医療費の説明文書など、主に子育てに関するものを中心に、転入時などに各担当課で配布される案内の翻訳をスタッフに行ってもらうとともに、今回のニーズを参考にして、今後の配置について検討する。問い合わせは観光・ふれあい課072-754-6244。=情報提供・池田市(進藤郁美)

更新日時 2013/04/02


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