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救命措置をした小学生5年生らに表彰状

表彰状を手にした西小野さんら

 豊中市南消防署は2月28日、適切な救命措置をした豊中市大黒町、西小野遥希さん(庄内南小学校5年)と祖父の森寛さん、服部寿町の公衆浴場「極楽温泉」店主の川岸弘嗣さんを表象した。
 西小野さんは森さんと、2月8日に極楽温泉を訪れ、入浴中に浴槽でおぼれていた男性(70歳)を発見した。男性は心肺停止状態だった。すぐに森さんを呼び、森さんと川岸さんが男性を浴槽から運びだし、救命講習の受講経験がある川岸さんが、救急車が到着するまでの約5分間、心臓マッサージを続けた。男性は市立豊中病院に搬送され、脳などへの後遺症も無く会話ができるまでに回復した。
 表彰式では古山署長が、西小野さんと川岸さん、森さんの代理で訪れた妻の明子さんに表彰状を渡した。西小野さんは、「びっくりしたけれど、おじいさんが助かって良かった」と話していた。古山署長は、「ジュニア救命講習の通りに、倒れている人を見つけても怖がらず、すぐに大人を呼んでくれたおかげで尊い命が救われました」と西小野さんに感謝の言葉を述べた。
 豊中市は市立小学校に通う全ての5,6年生を対象に、救急救命士が救命講習を行っていて、西小野さんも2012年5月に講習を受けている。=情報提供・豊中市(梶川伸)

豊中市南消防署 庄内南小学校 救命力世界1

更新日時 2013/03/02


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