市立池田小の児童が大阪エヴェッサ選手と交流
1月9日、池田市立池田小学校(大和町、鎌田富夫校長、生徒数877人)の体育館で、将来を考える力や豊かな心を養う出前授業の一環として、4~6年生の児童412人と、プロバスケットボールチーム、大阪エヴェッサのリック・リッカート選手、橘佳宏選手との交流会が行われた。
190センチを超える長身の2人が館内に現れると、児童らは拍手をしながら口々に「めっちゃ背高い!」と驚きの声を上げ、早くも大興奮。「エヴェッサの試合を見たことがある人は?」と尋ねられると大勢が手を挙げ、間近で選手を見られることに感激しているようだった。
ドリブルリレーで速さを競うゲームなどを行った後、選手2人対児童5人で実際にバスケットの試合が3セット行われた。プロ選手の俊敏な動きや倍近い身長差を前に、なかなかパスやゴールを決められずにいた児童チームだが、逆にその身長差を利用して選手が予測できないような動きをする場面もあった。
その後は児童から選手へのインタビュータイムが設けられ、「バスケは何歳から始めたんですか」「体脂肪率はどれくらいですか」といった質問が。「どうやったら背が伸びますか」という質問には、「たくさん食べて、たくさん運動することです」と橘選手。リック選手は「僕は1日1リットルの牛乳を今でも毎日飲んでいます」と答え、館内を沸かせていた。最後には、「将来なりたいもののために一生懸命がんばれば、必ず僕たちのように夢を叶えられます」と選手から激励のメッセージが送られた。
大阪エヴェッサの試合を何度も見ているという4年生の木野双葉さん(きの・ふたば、10歳)は、「一緒にゲームができてめっちゃ楽しかった。選手の人はかっこよかったし、すごく高くてびっくりした」と嬉しそうに話していた。=情報提供・池田市(進藤郁美)
更新日時 2013/01/09