このエントリーをはてなブックマークに追加

池田市立池田中学校で救命講習

AEDを使用する生徒たち

 12月10日、池田市立池田中学校(池田市上池田1、笠井賢治校長、生徒数533人)で、中学1年生を対象にした市消防署の救急隊員による命をまもるための講習が行われた。

 子どものころから救命のやり方などを学ぶことで、命の大切さや人への思いやりの気持ちを知ってもらおうと、市内の小学5年生と中学1年生を対象に今年度から始めた。

 この日は184人の生徒らが参加。救急アニメのDVDや心肺蘇生トーレーニングキットなどを使い、心臓マッサージのやり方などを学んだ後、各クラスに分かれ、救急隊員からAEDの使い方の指導を受けた。講習を受けた男子生徒は「初めて受けた救急の講習なので、勉強になりました。今日教えてもらったことを忘れずに、人命が救えることができたらいいなと思います」と感想を話した。

 指導に当たった同署救急担当の堤正樹さんは、「実際に目の前で人が倒れていたとき何もしないのではなく、今日の講習を思い出し、勇気をもってまずは行動してもらいたい。もし、一人ではできないことでも、みんなで協力すれば助かる命もあります」と今回の講習の大切さを語った。=情報提供・池田市(進藤郁美)

更新日時 2012/12/12


関連地図情報