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地域と学生 幸福な関係

家族とともに石橋商店街を歩く久保田特任准教授(左)。「石橋×阪大」の活動を温かく見守る一人だ。

 大阪大学コミュニケーションデザイン・センターの久保田テツ特任准教授(40)に、「石橋キャンパスプロジェクト」について話を聞いた。

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 大学では問われない問題に答える必要性が生じ、直接社会に通じる勉強ができる点を評価したい。
 また、「石橋×阪大」に明確な意義がないのもいい。本来集団とは共通の目標があって動くものだが、ここにあるのは「外に出ると面白いよね」という淡い共通項だけ。各自で考えたバラバラなことを実行し、一つの共同体となっているのがユニーク。そしてそれを許容し見守る大人たちがたくさんいる石橋の街も素晴らしい。すごく幸福な関係が成立している。

大阪大学 石橋商店街 石橋×阪大

更新日時 2010/08/10


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