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シモンズの田中ゆみさん 池田拠点に音楽交流

12月1日には梅田のロイヤルホースでクリスマスライブを開く

 「恋人もいないのに」などのヒット曲を残し、「明治チェルシー」の初代CMソングで知られるデュオ「シモンズ」の田中ゆみさんが、池田市上池田1に「アトリエゆみ」を開いて1年になる。ゆみさんは「音楽は、人に元気を与え、自分も元気をもらう。音楽のパワーってすごい。音楽を通して、地域の人が気軽に集える場を作りたかった」と話す。
 築100年ほどの古民家を改装したアトリエでは毎月第3日曜に、主宰するフォーク同好会のメンバーが練習をし、ゆみさんと一緒にギターを弾いたり、歌ったりする。同好会はゆみさんが6年前に活動を始めた。オヤジバンドと言われるアマチュアバンド約30組が参加している。毎月4、5組が演奏し、一般の人が聴くこともできる。
 同好会のほか、ギター教室やボイストレーニング、お茶会、料理教室、アートフラワー教室、展覧会などを開いている。10月28日には音楽祭を企画した。「10歳から80歳の人が聴きに来てくれ、アンパンマンマーチからラテンまで、手拍子あり、ダンスありで盛り上がりました」とにっこり。11月17日から23日は地球子供基金の「世界の子供たち・東北の子供たちのチャリティー絵画展」がある。アトリエはスペースとして貸し出しもする。
 ゆみさんは芸能生活40年になる。とにかく意欲的だ。歌手活動を続けながら、「50歳を越えて女優デビューを果たした」と、うれしそうだった。
 問い合わせはアトリエゆみ090-8594-6601。(進藤郁美)

更新日時 2012/11/07


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