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豊中署で少年の柔道教室 礼に厳しく

女の子も男の子も一緒になってけいこをする。「乱取りが一番楽しい」の声が多く聞かれた

 豊中警察署の道場で毎週水曜日、午後4時から6時まで、小学3年生から中学生を対象に柔道教室が開かれている。24人が所属し、女の子の姿もある。柔道を始めたばかりの子も3人ほどいて、先生の目が届かない時は、中学生らが面倒を見たりもする。
 指導しているのは豊中署員の岡田正行さん(7段)。普段は署員を相手にけいこをつけている。豊中署少年係の藤井聖子さんによると「署員には本当に怖い先生」らしいが、子どもたちを叱ることはほとんどない。ただし練習中のあいさつや礼儀には厳しい。毎回「大きな声で、しっかりと」の声が飛ぶ。岡田さんは「まず柔道の楽しさを知ってほしい」と話し、小さなことでも褒めることで力を引き出そうとしているようだ。
 練習時間の半分は準備運動や、足腰を鍛える基礎練習にあてている。けがを防ぐためだ。桜塚小学校4年生の宮澤和那さんは「学校以外の友だちができるから楽しい。年上の男の子を投げたときは気持よかった」と誇らしげに話していた。
 月謝は雑費の1000円。生徒募集中。問い合わせは豊中署(06-6849-1234)へ。(早川方子)

更新日時 2012/10/11


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